会長の「ちょいと聞いてよ!vol.13」~国が大きな補助金を出してまで断熱にこだわる訳~

2020年6月15日

国民の税金を使ってまで、なぜ高断熱化を進めなくてはいけないのか?

団塊の世代が70歳以上になり急速に高齢人口が増えている。ほとんどの方たちが築40年前後の家に住んでいる。途中で増改築をした人もいると思うが、当時はまだ断熱の意識は全くといっていいほどなかったと思います。

当時の間取りを見ると台所が北東の角にあり、風呂場・洗濯脱衣洗面所・トイレが北にあるケースが多く、2階は子供用の二部屋のみで屋根上にアルミのベランダを載せたりしていました。

これまでのデータによると性能向上リフォームに使われた費用は全体のわずか13%にすぎないという。近い将来予想される室温差による脳梗塞・脳溢血あるいは床の段差による転倒・骨折などの住宅内事故の増加は、高齢者医療費の増大をまねき、段差が多く狭い廊下の家では車いすの利用もままならず、高齢者ケア施設への入居者が増えることになり、施設の追加整備が必要になります。

誰しもが、本当は住み慣れた我が家で老後を送りたいわけで、そのための備えをしていただきたいというのが政府の方針なのです。

寒くない家になると孫たちも喜んで遊びに来ることでしょう。

《back number》
■vol.1:エコロジーとエコノミー
■vol.2:ソレイユのような温かい家にしよう
■vol.3:床暖房リフォームは大変?
■vol.4:床暖房に無垢床材は大丈夫なのか?
■vol.5:高性能住宅に、なぜ補助金?その1
■vol.6:高性能住宅に、なぜ補助金?その2
■vol.7:高性能住宅は高くない
■vol.8:断熱性能はどこまで上げればいいのでしょうか?
■vol.9:システムキッチンと台所の断熱改修・ハウマッチ?
■vol.10:夏の住み心地を検証してみましょう
■vol.11:住まいの快適さをデータで実証
■vol.12:断熱性能を表すQ値とUA値

tel
このページの先頭へ戻る