会長の「ちょいと聞いてよ!vol.8」~断熱性能はどこまで上げればいいのでしょうか?~

2020年5月28日

2017年の国交省のデータで、「リフォーム工事の目的別受注高」というのを見て驚きました。省エネ性能向上工事は全体のわずか3.7%しかありません。耐震性能向上工事は1.1%、バリアフリー対応工事が1.6%というありさまです。

外壁・屋根の塗替えやキッチン・浴室・給湯機の取替等修繕工事が84.3%を占めていて、眼に見えるリフォームにはお金を使っているのがわかります。

では、断熱性能が上がると何が変わるのでしょうか。実際に住んでいる方々へのアンケートの結果をみると、

★暖房代が少なくなった
★薄着で良いので肩こりが軽減した
★花粉も入らない
★結露しないから掃除もらく
★冬場の洗濯物がすぐ乾く
★朝が寒くないのですっきり起きてすぐに活動できる
★トイレ・浴室・脱衣が寒くない
★子供の咳が良くなった
★光熱費が減った
★気温差でのストレスが減った

などの回答が寄せられていました。システムキッチンやシステムバスを新しくする快適さとは、次元の違う暮らしのレベルアップをすることで満足度は格段に上がり、家の中の温度のバリアフリー化により血圧の変動が抑制でき、足元の冷えが解消されて健康増進につながります。日本の省エネ基準は先進国中で最低ですが、新築の場合は「平成28年基準」の20%UP、リフォームの場合は「平成28年基準」をクリアすることを目標にしたらよいと思います。

《back number》
■vol.1:エコロジーとエコノミー
■vol.2:ソレイユのような温かい家にしよう
■vol.3:床暖房リフォームは大変?
■vol.4:床暖房に無垢床材は大丈夫なのか?
■vol.5:高性能住宅に、なぜ補助金?その1
■vol.6:高性能住宅に、なぜ補助金?その2
■vol.7:高性能住宅に、なぜ補助金?その2

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