C値=住宅の気密性能試験

2024年4月16日

吉田建設の「団欒の家」を作るにあたり“住みごこち”はかかせないものです。

ですが、この住みごこちや暮らしやすさ、快適な…といったものは目に見えないもの。どうしたら伝えられるのかと、苦悩の日々を送っておりました。

「困った~」

20年以上前から『高気密・高断熱住宅』という言葉が出てきて、そのうち『夏涼しくて、冬は暖かく過ごす』とうキャッチフレーズまで出るようになりました。

その後、断熱性能を「UA値(外皮平均熱貫流率)」、気密性能を「C値(相当すき間面積」という言葉で表すことが多くなり、数字で表すことが出来るようになってきたのです。しかし数値を上げる事だけを考えて、窓を小さくする・掃き出しサッシを無くすといった対策に拘り過ぎると“住みごこち”という数値で表せないけど大切な要素が犠牲になりかねません。外気温の影響を受けにくく一定の温度が保てるとしたら、住みごこちの良い家にグッと近づけるのではないでしょうか。

さてUA値については、吉田建設でも何度かお知らしておりますので、今回は「C値」についてです。つまり、C値が小さく隙間が少ないということは、熱が逃げにくい、または侵入しにくいということになります。

例えば、延床面積が35坪(115.5㎡)の場合、C値が5.0なら隙間面積は577.5㎠(はがき約4枚相当分)、C値が1.0なら隙間面積は約115.5㎠(はがき約0.8枚相当分)となります。

では、理想のC値って?

実は、C値については「省エネ法」で用いられており基準値5㎠/㎡以下という値がありました。ところが2009年に改定された際に削除されてしまいました。当時の「基準値の5㎠/㎡」ですと、上記の計算では115.5㎡でハガキ4枚分の隙間になりますから、かなり大きな穴が開いていますね。

そこで気密性を重視した家づくりを行っているメーカーでは、C値は1.0㎠/㎡以下であることが1つの基準と言われています。
吉田建設でも先日、業者さんにお願いして、実際に計測してもらいました。

住宅気密測定器

養生テープで目張り作業

計測につかう場所の窓、ドア、そして換気口をすべて養生テープで目張りしていきます。この作業は意外と大変です💦

さて、実測結果は「0.7㎠/㎡」でかなり優秀な数値がでました!その半分以上は、引き違いサッシやレールの隙間、コンセントやスイッチの気密カバーが貫通している配線の隙間であろうと測定者さんが言っていたそうです。

「なんと!!」

この測定は事前にやることが決まっていたわけではありません。完成してから、我が社のBOSSが抜き打ちでテストしたようなものです。それでも現場で作業している職人さんの腕前が、こういったところでも発揮されていることに凄さを感じます!いつも通り、当たり前のことをしているということ。これが吉田建設のスタンダードなんですね✨

C値とUA値のバランスが大切。

C値(気密性)が高いということは隙間が少ないので外気は入りにくくなりますが、UA値(断熱性)が低いと床や天井等から熱が伝わって来てしまいます。足元が寒かったり室温にムラができてしまいます。

上記のダウンジャンパーがとても分かりやすいのですが、ダウンジャンパーは高気密高断熱で、いまやかなりの高性能防寒具。保温、撥水、反射、帯電、軽量…またそのシーンにあったデザインなど多岐にわたります。

住宅もそのようにイメージして頂くと、気密性と断熱性の両方のバランスが大切なことがわかるかと思います。

皆様のお家が、まさに「夏涼しく冬は暖かい、住みごこちの良い家」となりますように、吉田建設も一つ一つ丁寧に家づくりに努めて参りたいと思います。団欒の家=良い住みごこち(住みごこ値)(*^ω^*)ゞ

そういえばBOSSはこれで味をしめて、また近々、C値の測定をやるとか何とか…

現場の皆さん、今回の結果は一人一人の技量が良い成果となって現れることになりました。しかし職人の皆さんは現状に満足することはないと思います。更なる高見を目指して頑張りましょう!ファイトー┗(  ̄◇ ̄)ノ

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