ヨシケンの工場(こうば)

2026年3月17日

工場で始まった屋根パネルづくり

みなさん、こんにちは!

つい先日、ヨシケンの休み場で棟梁と福ちゃんと3人で相撲観戦をしていました。
白熱する取組に、二人はあーでもないこーでもないと言いながら見ていたので、「今のなんの技だった?」と聞いたところ、「わかるわけねぇだんべはぁ」と笑われました。
わからないのに随分楽しそうに見ているなぁと不思議に思ったのですが、一瞬で勝負が決まるその迫力とスピード感が相撲の魅力なんでしょうね!
そんなひとコマがあり、ヨシケンは今日も平和です。

さて本日は、ヨシケン本社にある工場(こうば)で、棟梁が屋根パネルの製作を始めたと聞き、少しだけ様子を見に行ってきました。
ここ最近の棟梁は、現場よりも工場での作業が続いていて、先週までは壁パネルの製作に取り組んでいました。
その流れで、今週からはいよいよ屋根パネルの製作がスタート。工場の空気の中で黙々と手を動かす棟梁の背中は、いつ見ても頼もしさがあります。

せっかくなので、ヨシケンの家づくりの大きな特徴でもある「屋根パネル」についても、あわせてご紹介したいと思います。


そもそも屋根「パネル」ってなに?

[クレーンで屋根に運ばれていく屋根パネル(別現場の建て方)]

ヨシケンでは、壁だけでなく屋根もパネル化して工場で製作しています。
屋根パネルは同様に家の耐震性と省エネを高める役割がありますが、更にヨシケン独自の断熱性能と遮熱性能を加えた重要なパーツになります。

屋根パネルを工場で組み立てる事で、断熱材と遮熱シートの施工精度を確保すると同時に、足場の不安定な高所での作業負担を大きく減らせるというメリットもあります。

[昭和の大工さん:イメージ]

昔は、大工さんが材料を屋根の上まで運び、そこで組み立てて屋根をつくっていました。
重い材料を担いで高い場所で作業するのは危険も多く、時間もかかる工程でした。
その作業工程を安全な工場内で製作を済ませることで、安全性と施工精度がぐっと高まっています。

また、屋根パネルには夏の暑さを軽減するための工夫がいくつも施されています。
素材の選び方や組み方など、細かな部分にヨシケンらしいこだわりが詰まっています。
ここでお伝え出来ることは限られますが、実際に住まわれているお客様からは「夏でも屋根裏が熱くなりにくい」「エアコンの効きが良い」といった声を多くいただいています。

今回は、その屋根パネルがどのように工場でつくられているのか、棟梁の作業の様子とあわせてチラッとご紹介します。


棟梁がしていたのは「屋根パネルの枠」の加工

[鑿で屋根パネルの枠を加工する棟梁の手元]

今日の工場では、棟梁が屋根パネルの枠となる材木の加工を行っていました。
屋根パネルは、所定の勾配で軒先を揃えて配置させる為に、ずり落ちないようにする仕掛けが先ず必要になります。
その大事な部分を、棟梁が鑿(のみ)を使って一つひとつ丁寧に仕上げていました。

工場の中には、「コツ、コツ」と鑿を入れる音が静かに響きます。
機械で一気に削ることもできますが、最後の精度を決めるのはやはり職人の手仕事。
見ているこちらまで、思わず息をひそめてしまうような集中した時間でした。


この“凹み”は、現場でこう使われます

屋根パネルの凹み部分

[別現場で実際に使われている屋根パネルの凹み部分]

こちらは、別の現場で撮影した屋根パネルの写真です。
工場で加工していたあの仕掛けがパネルを吊り込んだ時に、素早く所定の位置に納まる役目を果たしています。

そしてこの屋根パネルが所定の位置に着くと、職人さんが素早く固定作業を進めていきます。
この連携作業の繰り返しで、今まで時間の掛かっていた高所での危険な屋根下地の作業が、早くしかも高精度で安全に行われるようになりました。

工場での丁寧な下準備と、現場での確実な施工。
その両方がそろうことで、ヨシケンの「強くて安心できる屋根」が形になっていきます。


見えなくなる部分こそ、家の強さを支える場所

[準備されていく材料]

屋根パネルは、家が完成すると見えなくなってしまう部分です。
それでも、暮らしの安心や家の強さを支えているのは、こうした“見えないところ”の積み重ねだと、工場での棟梁の姿を見て改めて感じました。
春真っ只中にはこの屋根パネルが組み上がる予定です。現場で家の形になっていくのを想像するだけでとても楽しみです。

今後も、工場での様子や現場の進捗を通して、ヨシケンの家づくりの裏側を少しずつお届けしていきます。どうぞお楽しみに。

by MIYAKE

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