築80年の古民家をリセット ~棟梁の手刻み K様邸~

2019年2月15日

日一日と太陽の光をまぶしく感じます。「兆し」という言葉は、もともと草木の芽が今にも出そうになることを言ったそうです。そんな春の兆しが特に、来週は感じられるとか。今日は、棟梁に会いに児玉のK様邸へ行って参りました。

「何か持ってこなかったんか?」と聞かれ、

「何が?」

「まさかインフルじゃねぇだろうな?」

「いやいや、流石にもうないっす。だけど二回目のインフルになっている方がいるみたいですよ!」

と、いつもの調子で会話が始まりました(´・ω・`)♪

古い柱を切って、鉄骨の梁で補強してありました。これで空間が広く使えます。

 

コチラは和室です。別に格好つけているわけではございません。安定して作業するためにやっております(´・ω・`;)

 

棟梁がノミを使って手刻みで作業をしています。リセット住宅ではこうした大工さんの刻んでいる姿が見られて、楽しいですよ~♬ということは、やっぱり手がかかるし、技術も必要となってきます。プレカットのキッチリとした組み立てよりも、手刻みの柔らかさを感じます。こうした柔らかさから強さを生んでいくのだと思いました。

古い木と新しい木が交じりあっています。昔の大工さんの技も見られたりと、見ていて飽きないです。大工さんの仕事は細部まで丁寧に行われています。最終的に見えなくなってしまう部分ではありますが、それでも手を抜かない棟梁に、大工の誇りを感じます( ´◡` )

外では、フクちゃんが養生作業をしていました。高いところの作業なので、どうぞご安全に~(*’ェ’*)ノ

 

 

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