2025年5月1日
みなさん、こんにちは!今朝、会長とサッシのお話をする機会がありまして、毎回思うんです。物知りな会長は、とても諭すのが上手だなと(´・ω・`)サッシひとつでも歴史があり、その仕様は戦後から大きく変わってきたのだと…。昔は木で出来ていたなんて、考えもしなかったKOSHIOは好奇心をくすぐられてしまいました!
そんな本日は児玉町のS様邸!大規模リフォーム真っ只中で先日、まさにサッシと窓枠工事、窓の取付が完了いたしました✨今日は窓とサッシについてお話したいと思います♪
[取付完了]
こちらの3つ並んだ窓は上下にスライドするタイプの上げ下げ窓と言います。水木棟梁が大きな木槌で叩いていた右側の窓は以前、出窓になっていたので、ずいぶんと印象が変わったように感じます。今は仕切られていませんが、実はこちら、キッチンとリビングの二つのお部屋になる予定です(´艸`*)
[取付中]
[大きなガラス窓]
こちらは引き違い窓といって、4枚の窓ガラスが異なるレールの上を左右にスライドさせる窓になっています。ふすまや障子の開き方と同じ構造らしいです♪ちなみに、日本の建物ではよく見かけるタイプの窓ですが、日本特有で世界的には珍しいそうですよ(´・ω・`)これは高温多湿という日本の気候から、開口部を大きく設けて風通しを良くしたり、日当たりや実用性も兼ねているからなんだそうです!
[取付完了]
さて、先にお話ししたサッシの昔話。なぜ木からアルミに変わったのか…サッシだけにお察しの方もいるかと思いますが、時代背景でした。
第二次世界大戦後の激動の時代、山林の荒廃や、戦後の経済復興による需要の高騰により、木材が不足しました。 そのため、木材の代替としてスチールサッシが普及したそうです。そして昭和30年代後半から、スチールより軽量で錆びに強いアルミサッシの普及が本格化し、住宅用サッシとして徐々に伸びていきました。 昭和40年代には、ほぼ100%の普及率に至ったそうです。木でできたサッシは、一部全国各地にある重要文化財などの昔の家(例:白川郷など)で見ることは出来ます。サッシに注目する人は中々のツウだと思いますが…。こうして現代の建築とその歴史を辿るのは面白いとKOSHIOは思いました(´・ω・`)
[K部大工さんはいったい何を…]
今現在も工事は順調に進んでおります♪天井や部屋の仕切りが出来始め、家の中も部屋らしく見えてきたように感じます。また面白そうな工程がありますので( *´艸`)S様邸、次回はそちらの紹介をしたいと思います✨
by KOSHIO