基礎が始まりました!

2025年7月29日

みなさん、こんにちは!

いやぁ…暑いです(;´Д`)溶けてしまいそうなくらい暑いです。蝉の声が例年より少なく遠く…蝉も暑くて休んでいるのでしょうか。皆さんも夏バテや熱中症に注意して、休み休みいきましょう☆

さて本日は、児玉町のY様邸です。
現在現場では基礎工事が順調に進んでいます。猛暑の中でも、職人の皆さんが丁寧に作業を進めてくださっており、着実に工程が進んでいます。基礎工事は、建物の土台となる非常に重要な工程で、ただコンクリートを打つだけではなく、様々な工程を経ていきます。

[捨てコンクリート中]

建物の位置や高さを決める「遣り方」、基礎部分を掘る「根伐り」。掘削後は砕石を敷いて地盤を締め固め、鉄筋の位置を正確に出すための「捨てコンクリート」を打ち、いよいよ「配筋工事」に入ります。

[背筋]

背筋ではありません。

[配筋]

配筋とは、鉄筋コンクリート構造物において鉄筋を適切に配置する作業やその設計を指します。コンクリートは引張力に弱い性質があり、それを補うために鉄筋が用いられます。
また、鉄筋コンクリート構造物の骨格を形成する重要な工程でもあり、設計・施工・検査の各段階で細心の注意を払うことで、構造物の安全性・耐久性・機能性を確保できます。見えない部分だからこそ、確実な施工が求められるのです。

[配筋検査中]

配筋工事が完了した後は、JIO(日本住宅保証検査機構)による配筋検査が行われます。第三者機関であるJIOが、鉄筋の配置やかぶり厚、定着長さなどが設計通りに施工されているかを厳しくチェックします。
この検査に合格することで、次の工程であるコンクリート打設へと進むことができます。安心・安全な住まい造りのために、こうした検査は欠かせないステップです。

[コンクリート打設]

ここまでの工程を無事完了したことで、住宅の基礎はすでに高い安定性と信頼性を確保しています。
強固な地盤は不同沈下のリスクを抑え、長期にわたる耐久性を支える土台となります。さらに、設計通りに配筋された鉄筋は、地震などの外力に対して建物全体の耐震性を高める重要な構造要素です。

耐久性・耐震性の両面で信頼できる基礎が整ったことで、今後の施工にも万全の体制で臨むことができます。そしていよいよ建物の形が見えてくる段階へと進みます。これからも随時、現場の様子をお届けしていきますのでよろしくお願いします!

by  KOSHIO

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