2025年12月16日

木材の性能は乾燥が決め手。

乾燥無垢材で100年持つ家
乾燥された木材は強く、長持ちします。
昔の木造建築は十分に木を天然乾燥してから建てました。冷暖房を使用する現代では、さらに乾燥させることが必要になってきました。
同じ無垢材でも乾燥によって大きな差が生まれます。

【十分に乾燥させた無垢材の家】
強度が高まり、反りや狂い、割れなどが起きにくく長持ちします。またカビやシロアリも防ぎます。

【乾燥が不十分な無垢材の家】
強度も弱く、腐ったり、シロアリの被害にあったりして寿命が短い。

[木材の収縮の例]
含水率30%以上の杉材を15%以下に乾燥した場合4.2㎜収縮します。

[木材の変形の例]
含水率が10%以下でない床板を室内に放置した場合、変形が生じます。
市販の一般的な乾燥材では、建築後に収縮や変形が生じる場合があります。
国も認めた「強い壁」。

歴史的建造物の持つ木造の技術に、最新のパネルを合体
ダブルパワーで、地震、台風、水害から家を守り続けます。
ヨシケンの《軸組パネル工法》は、昔と今の技術を融合。従来の木造建築の柱と柱の間に「パネル」を隙間なくはめ込むことで、家全体をすっぽり囲みます。これにより、壁倍率は国の規準の4倍にアップ。
国土交通大臣認定の強さを誇ります。

【ヨシケンパネルの特徴】

- 高断熱素材で暖かい。
- 壁の内側に通気層をつくるので結露や湿気を防ぐ。
- 窓などの開口が広くとれる。
ちなみに…
吸水性が低いので「7.13水害(新潟福島豪雨)」で床上浸水したにも関わらず、取り替えずに済みました。
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シーズン1[一本木な話]
■その①はコチラ→木の家がなぜ良いか。
■その②はコチラ→偽ブランド注意報、発令。
■その③はコチラ→異文化と日本
シーズン2[木の利く話]
■その①はコチラ→新築病・シックハウス症候群
■その②はコチラ→結露と乾燥
■その③はコチラ→心も健康
シーズン3「木遣いの話」
■その①はコチラ→職人
■その②はコチラ→木の種類
■その③はコチラ→歴史と技術
シーズン4「温故木新」
■その①はこちら→総括1
次回、その③…「総括3」です!
シーズン1[一本木な話]
■その①はコチラ→木の家がなぜ良いか。
■その②はコチラ→偽ブランド注意報、発令。
■その③はコチラ→異文化と日本
シーズン2[木の利く話]
■その①はコチラ→新築病・シックハウス症候群
■その②はコチラ→結露と乾燥
■その③はコチラ→心も健康
シーズン3「木遣いの話」
■その①はコチラ→職人
■その②はコチラ→木の種類
■その③はコチラ→歴史と技術
シーズン4「温故木新」
■その①はこちら→総括1
次回、その③…「総括3」です!