我が家をつくる木の誕生を知る。
~児玉町 T様より~

2025年9月25日

季節が静かに衣替えを始める頃、朝晩の空気にほんのりと涼しさが混じりはじめ、日中は穏やかな陽射しが心地よく感じます。まだ秋と呼ぶには早いですが猛暑の名残はすっかり姿を消し、休み場に出すお茶菓子が次々と減っていく様子に、スタッフの食欲が戻ってきたと安堵の気持ちになりました。
季節の境目に立つ今、日々の装いや暮らしにも、少しずつ変化を取り入れたくなるものですね。

さて本日は、そんな変化を取り入れるのに絶好のチャンスをご紹介いたします!

新潟ツアー

ヨシケンでは毎月、新潟へ「木のいえ」を知るツアーを行っています。

[ツアーの一部]

本物の木の家をつくる工法の秘密⁉や健康に暮らせる家づくりに欠かせないことは何なのか⁉などを実際に見て感じて学んでいただき、自身の家づくりに役立つ情報を提供しています。他にもモデルハウスの見学や、昼食には新潟の旬を堪能したりと、行って損はないツアーになっております。

[T様御一行、ツアーの様子]

過去にこちらの新潟ツアーに参加され、大規模リフォームをされた児玉町T様より、今回貴重なお声をいただくことができました!

~ 家族をまもる木の家、その家をつくる木の誕生を知る ~

吉田社長の運転する車に乗り遠足気分で、ものづくり工場とモデルハウスのある新潟に向かったのは、雪解け水がまだ道路をぬらす3月の初旬でした。


春まだ浅く身が縮む空気の中、工場見学で印象的だったのは木材の収縮・変形を防ぐための原木の乾燥工程でした。

極寒のシベリア育ちの原木達は高温の釜内で約2週間、水分蒸発させるという特許技術の木材乾燥機の中にいました。それは、まるでサウナ風呂のロウリュウで熱せられ、喘ぎ声を出しながら、体内の余分な水分を絞り出されているようでした。

そして、その釜の扉を開けた瞬間、熱気を保った水蒸気とともに、原木をデトックスしたかのような、木ヤニとタールが目に飛び込んできたのが強烈な印象でした。

聞けば、ここではJAS認定の含有水分率の15%をはるかに下回る、構造体の木材含水率を10%以下、内装材でも5%以下まで水分を絞っているとのこと。

私には、なぜかこの光景が

「じゃじゃ馬だった原木を、天然無垢材特有の住む人にやさしい信頼できる素材にするための闘い」にも思えました。

「現場に行けば、モノづくりへの想い、向き合い方、そして、会社としての取り組み姿勢まで見えてくる。」こんな風によく言われますが、今回のものづくりの工場見学は「家族をまもる木の家」の本質を直に感じる機会となりました。

他にご参加頂いたお客様も「参加して良かった!」「職人さんの技を細部に至るまで見ることができて、感動した!」等、嬉しいお声を頂戴しています。
冬季は積雪のため、ツアーがお休みとなってしまいますので、今の心地よい季節にヨシケンと一緒にツアーに行きませんか?

詳しくはコチラ→オープンファクトリー in 新潟

皆様のご参加、心よりお待ちしております。

このページの先頭へ戻る