非常用取水の方法 ~HBS通信~

2024年5月31日

災害列島である日本。
いつ、どこで、地震や水害等が起きるのかは、誰にもわかりません。
ですが、私たちは備えることができるのではないでしょうか?

今回は、ハイブリッドソーラーハウスへお住まいの皆様へ、「断水時」に貯湯タンクユニットのお湯を『生活用水』としてご使用して頂く為の方法をご紹介致します。

【非常用取水の方法】

・準備するもの…バケツまたはヤカン等の容器

①減圧弁 A とポンプユニット間にあるバルブを閉める。

②ポンプユニットのお湯出口配管途中にある、安全弁の手動レバーを上に起こす。

③給排水口用バルブを開け、容器に水を受け終わったら閉める。

※必ず順番通りに作業してください。
※安全弁のツメを上げずに取水すると、貯湯タンクが変形破損しますので、上に起こしたままにしてください。
※火傷の恐れがありますので、取水時にお湯に触れないようにしてください。
※減圧弁とドレンバルブ位置が左右逆転する場合があります。
※ポンプユニットの貯湯タンクに溜まっているお湯は飲用しないでください。飲用の場合は煮沸の上、自己責任でご使用ください。

【非常用取水後、水道の給水が正常に戻ったら】

①キッチンの蛇口の水側を開く
気泡、錆水などが出て、きれいな水になるまで出し続けてください。
※①の作業が終わるまで②の作業に移らないでください。減圧弁に異物がつまり、お湯の出が悪くなることがあります。

②綺麗な水になったら減圧弁Aとポンプユニットにあるバルブを開ける。

③「ア」から水が出始めたら、安全弁の手動レバーを倒す(元に戻す)。

④キッチンの蛇口の湯側を開き・気泡が出終わるまで待つ。

※減圧弁と給排水用ドレンバルブは位置が図と左右反転している場合があります。
※断水前と比べ、お湯の出が悪くなることがあります。その場合はお問合せください。

このようにして、貯湯タンクのお湯を非常用水として使うことができますので、今一度ご確認頂き、
皆様の備えの一つとして、ぜひご活用ください。

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