<よしけん>暮らしを訪ねて

暮らしを訪ねて

■ 2018.12竣工 / 新築: Y様邸 ■

私たちは、お蔭様で快適に日々過ごしています。
今年の暑い夏の時期でも断熱効果バッチリでしたが、一番違いを感じるのは梅雨時期かもしれませんね。家の中はいつもサラッとして、空気が湿っていない気がしました。梅雨時期の湿った臭いもありませんでした。普段は気付かないのですが、仕事柄、長めの出張から帰ると木の匂いがまだします。植栽も皆に大変と言われるのですが、自分で育てる事は楽しいことです。自分でやる日々の手入れの積み重ねで、益々愛着が湧いてきます。
今の暮らしに、とても満足しています。

■ 2017.2竣工 /大規模リフォーム: T様邸 ■

実家を住み継ぐということ

現在東京に家を買って生活している私は、T家の6代目長男として生まれました。
先祖代々守ってきた実家は、父が他界した後長い間母が一人で住んでいました。そんな母もついに介護施設でお世話になることとなり、実家には誰も住む人がいなくなってしまいました。ある日、誰もいない実家に帰ると愕然としました。家の周りの雑草が背丈ほどに生い茂っていたのです。まるでこのままでは廃屋となるかのように。。。

6代目としての私はあせりました。このままではまずい、「優しく、暖かい思い出につつまれた家が壊れていく。。。」この家を守り継いでいかなくては。。。

一方、東京生まれ東京育ちの妻と子供達は田舎の古い家には全く興味がありません。どうしたら喜んで田舎の実家に来てくれるようになるか、考え抜いた末に思いついたのが、“家族みんなが楽しく寄り添える、別荘のような場所をつくること”でした。

実家は私が5歳の時に父によって建てられました。けっして豪華ではありませんが庭もつくり、自慢の家だったと思います。そんな家で、私は愛情深く育てられました。幼なじみの正ちゃんたちと缶蹴りをしたのも、縁側に干した布団で昼寝をしておばあちゃんにおこられたのも、フォークギター片手に叫んだのも、妻を両親に紹介したのも、ぜーんぶこの家でした。考えれば家と一緒に育ってきたんだなと思います。

そんな私も還暦を迎えるにあたり、実家をリフォームして住み継ぐことにしました。少し疲れて時代遅れになっていたところに手を入れ、元気に生まれ変わってもらいました。
リフォームで元気になった実家には、実家別荘というスタイルかも知れませんが、我々家族が寄り添える場所として活躍してもらいたいと思います。「これからも大事に手を入れていくので、ずーっと家族みんなが心地よく寄り添える場所となって、慈しみ深く私たちを見守っていってね。」これが私の実家を“住み継ぐ想い”です。

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